SSブログ

CP "Canadian" at Calgary Station [CP Photo Archives]

cp_06.jpg
cp_04.jpg: Calgary ALTA, summer, 1971

At CP's Calgary Station, met this CP passenger train, the "Canadian".
Here, in the photo is the consist including this dome car.

I wonder why the steam was pouring from the car in the hi-summer season. Was it so cool in the Rockies?


真夏であったにもかかわらず、列車から蒸気が洩れているのはなぜだろうか。暖房以外にも用途があるのかもしれない。
コメント(3)  トラックバック(0) 

コメント 3

ワークスK

 すごい話が出てきましたね。
 多分これ、蒸気式の冷房装置です。文献を確かめていませんが、1920年頃には実用化され、1970年代ぐらいまでは使われたのではないかと思います。1950年代に蒸気式とフロン式の比率が半々で、蒸気式に遜色はなかったという記事を見たことがあります。
 北米大陸の蒸気管は日本と較べて格段に高い圧力を使っていて、長い編成でも最後部の優等客車までちゃんと冷暖房が出来ていたそうです。
次のURLは、dda40xさんのサイトです。
http://blog.livedoor.jp/dda40x/archives/51262764.html

by ワークスK (2010-02-20 00:44) 

dda40x

 はじめまして。蒸気冷房装置が作動していたという情報を初めて得ました。
UPやSPでは内燃機関によるエヴァポレイション方式を採用していたので、エジェクタが作動していたのを見たことがありません。

 car cycloを見ると、「冬季に暖房に使用するのと同程度の蒸気消費で冷房が作動する」とあるので、その頃にはかなり高度なエジェクタが開発されていたものと思われます。

 いずれ私のブログで解説記事を書きたいと思っています。
by dda40x (2010-02-20 20:28) 

arx

ワークスKさま、dda40xさま、ご教示ありがとうございます。
別カットで確認すると、次位のF9Bからも盛大に蒸気があがっていました。

図版手前ドームカーはBudd、1955年製の18両のうちの1両のようです。70年代まで使われていたということは、冷寒地での効率やSGの通年使用など何か利点があったのでしょうか?

蒸気管、確かに北米では連結部分もホースではなく自在継ぎ手を組み込んだ鋼管ですね。よく写真を見ます。弊ブログに上げたブジネスカーの写真にも写っています。

解説記事を楽しみにしております。
by arx (2010-02-22 21:38) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0