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Concerning the Patch [Column_Schemes & Paints]

gn_c01.jpg: Havre, MT, summer, 1971

Here is a photo of ex-GN 162, BN499, one of the 51 NW2s GN owned.
Can you see the evidence of round GN herald just beneath the white BN letters? I know the technique using scotch film to patch today. But the evidence shows that the technique of patching used on the locomotive made in 1949. I'm interested in the introduction date of the technique to the railroad industry, because I think the technique brings the expanse to the logo and herald design. I wonder if the logo and herald design changed or not after the introduction of this technique.


写っているのは、元々GREAT NORTHERN RAILWAYが51両抱えていたEMD製NW2の内の1両、162号機、1970年の合併によりBURINGTON NORTHERNの499に改番された機関車である。GNの塗色は深緑色とオレンジ色の塗り分けであるが、二色の塗り分け部分に黄色の線が入るものとないものが混在する。上は入った姿である。後年に省力化を図り、線を廃したようであるが、ないとやはりぼけた感じがする。

さて、乗務員室腰に記入された白文字BNの下にGNの円形ヘラルドを消した跡が見えるだろうか。
このGNのヘラルドは塗装などによって消されたのだろうか。見方によってはステッカーをはがしたようにも見える。最近ではロゴや機番などを、粘着シートを用いて記入するのが一般的になってきている。WESTERN PACIFICのF機の頭に粘着シートのヘラルドを貼っているところを撮った写真が表紙になっているTrains誌も見覚えがある。しかし当機は1949年製造である。もしヘラルドの記入に粘着シートが用いられていたなら、それはいつの頃からであろうか。

1930年に、粘着シートの元となるセロテープは開発されている。しかし、先に記したRio Grandeのロゴについて、テンダーにはステンシル(型板)を用いて記入したとの解説が"THE PROSPECTOR"にある。したがって、少なくとも1939年には、粘着シートを用いる技法はなかったとも考えられる。

Scotch Tape(いわゆるセロテープ)の歴史;
Flying - notes on the logo of Rio Grande 01;

われわれにもなじみ深いGNの"White Rocky logo"は1936年に制定されたようだが、筆者が粘着シート導入時期にこだわるのは、新技法が開発されると、ロゴやヘラルドのデザインの可能性が拡がると考えられるからである。粘着シートによる記入では、筆やステンシルでは困難な、細かなデザインや多色刷り・ぼかしなどのデザインが比較的簡単にできる。粘着シート導入によってどのような変化が起きたのか、あるいは起きなかったのか、筆者には興味深いところである。


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