Wheels on Wheels 01 -Trailers for TrailerTrain Flatcar

: Georgia, winter 1970

Though I mainly collect boxcar red boxcars, I'm also attracted by the showy colors and graphics of the equipment. So, I decided to decorate 40' trailers to welcome the brown TrailerTrain flatcars announced by BLMA.
I had little information about the truck carriers in the U.S. So I tried to research using the internet about the carriers who would have used trains. But the Motor Carrier Act of 1980 disturbed me from researching the carrier printed in Micro Scale decals. Here are the results of my poor research. I also didn't care about the trailer manufacturer like Fruehauf, Strick, and others.
First of all, I decorated the Athearn trailer #ATH14200 with Microscale #60-237.

Microscale decal #60-237;
reporting mark list I used;


BLMAから茶色のTrailerTrainスキームの89' flatcarが発売されるので、その積荷となるトレーラーを準備することにした。といっても完成品模型に市販のデカールを貼るだけである。Boxcar red boxcarを中心に集めているものの、派手なデザインに惹かれるもうひとりのわたしもいる訳で、比較的派手なトレーラーでその欲望を満たしてみようと考えた。

筆者は彼の地の運送業者や荷主についてはほとんど何の知識もない。とはいえ素性の知れないまま、というのも気が引けるので、これを契機に彼の地のトラック業界について少し調べてみた。

1980年、カーター大統領の署名によりMotor Carrier Actが発効して後、トラック業界は激変したようである。当時の最大手10社のうち１社は業界を離れ、３社は破綻、３社は合併したものの後に破綻。１社は合併により存続、Roadway Express社とYellow Freight社のみが「昔の名前ででています」という状況がしばらく続いた。しかし、この２社も2009年に合併したようで、結局当時の最大手10社は、いずれも現存しないらしい。

Less Than Truckload carrier（LTL・混載路線輸送業とでも訳せばいいのか？）全体でも、1976年には528業者で106億ドルを売り上げていたものが、1993年にはわずか108業者で167億ドルと、一気に寡占化が進んでいる。つまり、トラック業界も鉄道業界と同じような経緯を辿っているようである。

したがって、市販デカールにあるcarrierの名前をネットで検索しても、要領を得ないページしかひっかからないことが多い。筆者の手元には、トラック運送に関する書籍はない。よって、以下の記事はネット上の色々な記事などを憶測を含め継ぎ足したものであることを、始めに断っておく。

さて、そうして調べたcarrierがTOFCによる鉄道輸送を利用していたかどうかは、更に手強い問題である。Official Intermodal Equipment Registerの1967年版を参照したが、OIERに載っているからといって、鉄道輸送を利用したとは限らない。さしあたり、Reporting Markが登録されていれば、鉄道輸送を利用していた可能性があると考え、ネット上のORER登録リストを併せてあたってみた。

トレーラーの車体には、そのメーカーのロゴも記されている。しかし、これもまた手強い。メーカーによる差が微細であることや、トラック業界同様に車体メーカーも買収や合併が多いこと、OIERにメーカーまでは載っていないことが筆者を萎えさせる。これもメーカーズ・プレートが写っている画像を探すのが一番早いような気がする。

とりあえずは、Microscaleのデカールにあるcarrierのうち、筆者が知らなかったものを中心に以下で紹介する。