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Colorado River Bridge [DRGW Facilities PA]

colorado-river-bridge_01.jpg: Sep. 11, 2017 Grand Junction, CO

This 730 feet 5 span Parker(camelback) through truss bridge spans the Colorado River at Grand Junction, Colorado[1]. It seems built in 1903 to haul by-then D&RG narrow-gauge route between Montrose and Grand Junction completed in 1882. The route was later standard gauged in 1906.

We can find some weird constructions in this bridge:

First of all, the portal strut slips off the top chord. The portal strut-and-bracing set is mounted to the end post through thin gusset plates sticking out from the top chord. The set itself looks like a substitute, as the member used is different from the others.

Also is that lateral bracing is in two stages; it looks like another lateral strut and the bracing set added to the original lateral bracing. The member and style of lateral bracings are completely different from each other.

But these distinctive features already appear in the under construction photo; these prove the weird constructions are not the later modification[2].

The bridge was one of the longest in the entire D&RGW system. And, maybe is one of the oldest among surviving D&RGW iron bridges, too.
revised, May 2, 2018

[1] Baugan, James “UP – Colorado River Bridge (Grand Junction)” Bridgehunter.com web page;
[2] Anderson, George Edward (1903) “Iron Bridge, 5 Men and Boiler” Brigham Young University Library;
* Ozment, James (1960) “bridge on Colorado River @ Grand Junction” Western Rail Images web page;

colorado-river-bridge_02.jpg: Sep. 11, 2017 Grand Junction, CO
 
 
旧D&RGW沿線に今も遺るRio Grandeの遺物を紹介している。

この立派な鉄橋は、コロラド川に架かるUnion PacificのNorth Fork Branchのものである。今も遺る旧D&RGWの鉄橋の中で最も長くそして古いもののひとつである。このNorth Fork Branchは今でこそ支線に過ぎないが、1882年の狭軌による開通当時はデンバーとグランド・ジャンクションを結ぶリオ・グランデの本線であった。1906年に標準軌に改軌されている。そのせいかどうかは分からないが、よく見るとあちこちに不可思議なところがある。

目立つのは橋門構の上弦が主構に当たっていないことである。橋門構はガゼットプレートを介して端柱に取り付けてある。横から見ると、それが角のように主構から出っ張っている。橋門構にだけアングル材を用いているのも不思議。

上横構は二段構えになっている。用いられている材片も様式も異なる。オリジナルの構えの下に補追したかのように見える。上横構が取り付く、レーシングバーで組み立てられた鉛直材の向きも、一般とは90°違うように見える。

が、まぁ130年以上供用されているのだからこれでいいのだろう。

コメント(4) 

コメント 4

northerns484

arxさん、お久しぶりです。

面白い橋で興味深く拝見しました。BridgeHunterではこちらになりますね。
https://bridgehunter.com/co/mesa/up-colordoriver/
ちょうど真下を通っている道があるので、ストリートビューに切り替えると、橋の細かいところが良く分かります。

Bridgehunter.comに紹介されている橋をみると、門構の上の部分がはみ出している例はいくつかあります。あまり目立ちませんが、私のBlogで紹介したN&Wの橋も、門構が少し上の方にはみ出してはいます。ただ、このColorado Riverの橋の門構は、いかにもとってつけたようなので、造り替えたかも、というのも納得できます。

上横構については、同じく私のBlogで紹介したBlissfieldの橋は2段構えになっています。こちらは他にも例は多いように思います。

橋は奥が深く、私ごときでは理解できない部分が多々ありますが、ご参考になれば幸いです。


by northerns484 (2018-02-26 21:58) 

arx_ph.D.

同じ頃架けられたD&RGWの他の橋をBridgehunter.comで見ると、やはり梁間方向の構えが貧弱なように見えます。

http://bridgehunter.com/co/san-juan/elk-park/
http://bridgehunter.com/co/mineral/bh55295/

推測ですが、この橋も当初はこれらと同じような構えだったのではないでしょうか。かつて100トンにも満たない蒸気機関車が通っていた橋を今200トン近くあるディーゼル機関車が通っている、というのが素人にはすごいと思うのですが...

by arx_ph.D. (2018-02-27 13:25) 

northerns484

コメントでご紹介いただいた2つの橋に比べると、Colorad River Bridgeは、上弦材が太めに見えるような気がします。ということはこの橋は1906年の改軌の際に大規模に改造されたという可能性もあるかと思いました。
by northerns484 (2018-03-03 07:54) 

arx_ph.D.

新聞アーカイブで、D&RGWのGreen River Bridgeに言及する1900年の記事を見つけました。よく似た橋梁が写っています。この路線の改軌は1890年。自分で言っておきながら何ですが、Colorado River Bridgeの門構はオリジナルのままかもしれません。

1900年5月1日付けSalt Lake Tribune紙(全景イラスト付き);
https://newspapers.lib.utah.edu/details?id=13342692#contents
1906年8月18日付Emery County Press紙(部分写真付き);
https://newspapers.lib.utah.edu/details?id=2853952#contents

by arx_ph.D. (2018-03-04 14:48) 

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